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視覚障害者の「杖」 [情報(身体)]

今朝、新聞「白杖(はくじょう)は全盲とは限らない」という記事を見ました。

「白杖」

私はただの一障害者の端くれであり専門家ではないので、
障害に関する知識は一般的な健常者に毛が生えた程度です。

その為、「視覚障害者は周囲の状況を把握する為に杖を使うだろう」
という事は何となく分かっていましたが、「白杖」なる特別な杖があって、
それを使っているという事は、恥ずかしながら知りませんでした。

その記事では弱視の方の「白杖は全盲の人だけでなく
弱視の人も使っているから、そこは勘違いしないでほしい」
という訴えがありましたが、私はその白杖自体を知らなかったので
勘違いする段階にさえ至っていなかったのです。

これは障害の情報を伝える者としてまずいと思い、
自分自身が白杖について学ぶ事を兼ねて、白杖の記事を書く事に決めました。

(なお全盲と弱視については、以前に書いた身体障害の種類をご覧ください)


白杖のイラスト
※このイラストの作者は私ではありません(いらすとや様)
 著作者が利用を許可されている為、利用させていただいております。


1. 白杖とは何か?

白杖は、視覚障害者を主とする特定の障害者の歩行を補助する為の
白色または黄色の杖です。

視覚障害者の場合だと、前方の障害物や段差などを把握したり、
他の人への注意喚起をしたりするのに使います。

「特定の障害者」には、視覚障害者(義務)に加え、
道路の通行に著しい支障がある肢体不自由者・聴覚障害者・
平衡機能障害者(任意)が当てはまります。

道路交通法により、(障害者手帳の交付を受けた)視覚障害者は
これを持っているか盲導犬を連れていなければならず、
逆に上記の「特定の障害者」に当てはまらない者は
これを持っていてはならないとされています。

つまり、普通の高齢者「おしゃれ」として杖を白いものにしたら
ダメという事であり、知らないと非常にまずいといえます。
(つまり私も非常にまずかったという事…)


2. 弱視者の無理解問題

そして、先述の記事を読むに、
「全盲だけが視覚障害だ」という勘違いがあるのと同じように、
「全盲の人だけが白杖を持っている」という勘違いがあるようです。

前項で述べたように、弱視者にとっても白杖の携行は義務であるというのに、
そのような勘違いはあまりにも酷だと思います。

以前にも書いたように、軽度の障害には常に「無理解」が付きまといます。

新聞記事では、この無理解(誤解)を解消すべく視覚障害者の方が
「白杖は全盲とは限らない」という事を伝える啓発グッズを作っている、
という事が書かれてあります。

このブログも「障害に対する理解を深めてもらう」事が目的であり、
私はこの活動を応援します。


では、今回はこれで終わりとさせていただきます。
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